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ポケモン剣盾 シングル勢(社会♂) ニドキングと高レートを目指してランクバトルに潜るゆるい構築ブログです。たまによくナットレイもパーティに入れてます。剣盾最高レート1804、XY1840、BW1920

【剣盾S13】ニドラプカイリュー【最高2407位レート1804 最終爆死】

ポケモン剣盾S13 使用構築  最高2407位(レート1804) 最終爆死 

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構築記事が無性に書きたくなり結果は残せていませんが自分なりに調整を色々考え奮闘したシーズンだったので後のシーズンのためにも書きます。何かの参考になれば幸いです。2020/12/29 最高2407位(レート1804 ※概算)

【コンセプト】

・ラプ初手ダイマから逃げ切り
・相手に先にダイマを切らせ枯らしてからこちらのダイマを切る
・最小限のサイクルで有利対面を作り高水準の性能を押し付けて勝つ

【パーティ構築経緯】

行動保障のある襷ニドキングを今作も採用し、エスバ悪ラオスノラゴン等の物理アタッカーをカウンターで一体強引に持っていき残りを広範囲の3ウェポン(地面/炎/氷)で負荷をかける。例:カウンターでエスバを倒す→残りのナットを放射で落とす。

ニドキングがウツロ/ドリュ/ジバコ/エレキ..等のサンダー対策勢に対してそこそこ刺さるので、誘う目的としても現環境最強のサンダーを採用。(初代愛好家として好きなポケの一体)
サンダー包囲網の中でこいつにむやみにダイマを切るのは勝ち筋を薄くしていると感じたためHB特化お盆持ちの後攻ボルチェンのクッション+相手のダイマを切らせる目的でダイマを切る形に調整した。

上2体で相手に初手安定してステロ展開→サイクルを回されたくはないため、サンダー対策に強くステロ勢を牽制できポリ2レヒレヒドラキの受けサイクルを崩壊させやすい意地鉢巻ウオノラゴンを採用。
S13ではだいぶ対策されていると感じたためスカーフ警戒させ選出誘導する。

ダイマ枠1として終盤ちょくちょく見かけるようになった珠ラプラスを採用。ダイマを切ってもあられ状態にならないため襷ニドキングと相性が良い点を評価。壁を張る目的ではなくシンプルに高火力特殊アタッカー。環境で氷の通りが良い(このパーティがまさに)ので相手よっては初手ダイマで先行逃げきりが可能。

ダイマ枠2+非ダイマでも強い駒として対面性能/抜き性能の高い弱保竜舞カイリューを採用。耐久に多く振っているためマルスケ+羽で相手のダイマを切らした後、こちらのダイマが切れる点も優秀。ラプラスと相性が良く壁+竜舞で積めたり、初手ラオスエスバを誘い初手で舞って詰ませるムーブが強い。
パーティで岩と氷の一貫があるため弱点保険を持たせた。相手が弱点を突いてこない場合は竜舞+羽で積み、弱点をつけばその火力で抜いていく。

初手ニドキングがレヒレorポリ2と対面、
初手サンダーがウツロorポリ2と対面、
初手ノラゴンがノラゴンorレヒレorミミorナットと対面、
初手ラプラスがウツロorジバコと対面、
初手カイリューがウツロorポリ2と対面、
上記全ての引き先をナットレイが担当、雑に投げるクッション(組むと何故か自然と入っている陰ポケ)

 

【単体紹介】

 

ニドキングきあいのタスキちからずく・ひかえめ)

168(92)-96(0)-94(0)-143(196)-95(0)-133(220)

だいちのちから/れいとうビームかえんほうしゃ/カウンター

ぽけっとふぁんくしょん!

【調整】
H:H4カイリュー(167)+1
B:個体値24 B<Dダウンロード調整、陽気ドラパ珠アロー耐え(2発)
C:H振ナット 放射で確1 、H振ランド冷Bで確1
S:準速80族カイリュー抜き

【仮想敵】
ツルギ、ナット、ウツロ、ジバコ、コケコ、エレキ、氷4倍
ダイマ物理エース(エスバ155、カイリュー167、ランド165、ノラゴン165、珠マンダ171、珠ギャラ171) ※左の数字はHP実数値

【解説】
襷カウンター、広範囲、相棒枠。
ダイマ枠でダイマと打ち合える貴重な枠。
カウンター勢のラオスエスバと違い「砂・電気・毒びし」で襷が潰れない点が優秀。
サンダーに対しても氷+地面技(羽読み)が打て相手からは命中不安技の打点しかないことが多く一方的に負けない点も優秀。
ビーストブースト+ダイジェットのインフレ環境でも生き残っていくために、マイナーポケ希望の「襷(たすき) 」に耐久のすべてを託し、HP実数値167カイリューまでのASダイマアタッカーをカウンターで返り討ちにする形に落ち着いた。
弱点をつけるニドキング以下の素早さのポケにはめっぽう強い特徴を持っているため、ナット、HBランド、ジバコ、ドラン等、HP1でも残す価値があるか考える。

 

 

 

サンダー電@オボンのみ(せいでんき・ずぶとい)

197(252)-85(0)-150(252)-145(0)-111(4)-120(0)

ボルトチェンジ/ぼうふう/ねっぷう/はねやすめ

ぽけっとふぁんくしょん!

【調整】
HBぶっぱ 残りD
B:珠エスバ巨大火球耐え(68-79%) → お盆 → ダイマで巨大炎球耐え
  珠ツルギA+2 ダイアタック(ギガイン)  ステロ込み ダイマ時耐え
C:無振ダイバーン  ダイマツルギ207%~(雨でも確1)
S:無振100族 同族抜かれ意識

【仮想敵】
エスバ、ラオス、ツルギ、ミミ、ランド、ナット、ゴリラ

【解説】
クッション、初手ボルチェン対面操作、たまにダイマ枠(対エスバ、ツルギ)
初手ラプ対面でラオスエスバの格闘技を受け(ワンチャン麻痺)交換先にボルチェンを入れて対面操作。
初手で出すとよくポリ2(ラキ)が投げられるのでボルチェンで出てきたところに鉢巻ノラゴンを合わせる。
ヤクザ居座りされた場合で後攻ボルチェンで後続に負担が掛からないように立ち回る。
エスバはダイアタックでこちらのSを下げてくることが多いのでダイマを先に切らせ羽やダイウォールで枯らしジェット。

 

 

 

ナットレイ@たべのこし(てつのトゲ・わんぱく)

181(252)-114(0)-201(252)-66(0)-137(4)-25(0)

ジャイロボール/ボディプレス/てっぺき/やどりぎのタネ

ぽけっとふぁんくしょん!

 【調整】
HBぶっぱ 残りD
S:最遅ナット抜き抜き抜き

【仮想敵】
ミミ、ウツロ、ノラゴン、レヒレ、ドリュ、ジバコ、ポリ2ラキ、ナット

【解説】
黄ばんだ鉄屑♀ 、クッション、仮想敵に雑に投げる。鉄壁+ボディプレの詰み。
投げ終わった後に冷静に相手の裏を読んで技を選択する。
エスラオスが投げられ易いので読んでボディプレor釣り出し。
S0個体だがわんぱくにすることでナットvsナットの地獄の対面で相手が最遅~+2までのSなら先制して鉄壁+ボディプレが狙える。エスラオスを投げられ易いのでボディプレor宿り木or釣り出し。
技構成は構築上ラプの壁枯らしで出てくることが多いアッキ実ミミッキュ(ドレP持ち)と渡りあえる鉄壁+宿り木型で確定。鉄壁と相性がよくドリュジバコラオスエスバへの打点のボディプレも確定。ミミウツロへの打点のジャイロも確定。
豆知識:
・ジャイロはS最遅22だと相手S132以上でMAX威力150
・ジャイロはS25(本個体)だと相手S149以上でMAX威力150 (相手S≒威力)

 

 

 

ウオノラゴン@こだわりハチマキ(がんじょうあご・いじっぱり)

175(76)-156(252)-121(4)-81(0)-104(28)-114(148)

エラがみ/げきりんサイコファング/ねごと

ぽけっとふぁんくしょん!

 【調整】
H:16n-1
A:上からエラがみ HBドヒド レヒレ確2、HBラグ確1、H振ダイマザポス確2
  下からエラガミ エスバ(格闘タイプ)  珠ダメ込み8割落ち
B:珠 意地エスバ 膝耐え、珠意地フェロ インファ  高乱耐え(8割)
D:控えめポリ2 トライアタック 高乱2発耐え
     臆病レヒレ ムンフォ 高乱耐え(75%)
S:準速カグヤ抜き

【仮想敵】
カバ、ラグ、受け(ポリ2ラキドヒドレヒレ)、ウツロ、バンギ、ドリュ、ザポス

【解説】
対受け、ステロ対策、見せあい時の牽制枠。
対策されまくっていたので出し辛かったがステロ牽制&選出誘導枠としても優秀だった。Sラインは準速75族は超えられていることが多いと感じたためHB特化のレヒレまで抜ける準速カグヤ抜きにした。
大守→ダイスト→大守で自身で雨も降らすことが出来るため下から雨エラがみでもH振悪ラオスくらいの耐久であれば一撃で持っていける。

 

 

 

カイリューじゃくてんほけん(マルチスケイル・いじっぱり)

191(196)-176(44)-116(4)-108(0)-125(36)-129(228)

ダブルウイング/げきりん/はねやすめ/りゅうのまい

ぽけっとふぁんくしょん!

 【調整】
H:16n-1
A:11n A+1無サンダー逆鱗確1、A+1ダブルW H振ラオス超高乱落ち
B:珠エスバ ダイアタック 41-49% マルスケ時
D:珠控えめサンダー ダイジェット 41-49% マルスケ時
  控えめポリ2(C+1) 冷凍B耐え、無レヒレ ムンフォ2発耐え  マルスケ時
S:準速75抜き抜き、S+1アゴ抜き抜き

【仮想敵】
サンダー、エスバ、ラオス、ランド、ゴリラ

【解説】
対サンダー、非ダイマでもダイマでも強い枠、ダイマ枯らし、抜きエース。
ラプラスが初手ラオスエスバを誘うのでそれに合わせて初手竜舞→ダイマ→保険でeasy出来たりする。
基本的にサンダーエスバのダイマを羽で枯らしてダイマで切り返す。サンダーを起点に竜舞を積む。
HPを16n-1(定数ダメ最小)とAを11nで適当に振ったらちょうど良い調整になったため使いやすかった。Sラインは悩んでおりS+1でドラパ・意地フェロ抜きまで本当は振りたい。

 

 

 

ラプラス@いのちのたま(シェルアーマー・ひかえめ)

215(76)-94(0)-111(84)-150(252)-120(36)-88(60)

ぜったいれいどうたかたのアリア/かみなり/フリーズドライ

ぽけっとふぁんくしょん!

 【調整】
H:8n-1 ナットの宿り木意識
B:鉢巻悪意地ラオス インファ ダイマ時 最高乱数切り耐え
C:ぶっぱ H振ナット確2(飯込み)、HDカバ 零度センリツ高乱1(87%)
D:残り
S:60族付近のバンギカグヤポリ2を意識して多め → 悩み中

【仮想敵】
カイリュー、サンダー、カバ、ノラゴン、ランド、ナット、ドラパ、マンダ、ギャラ、ガラルファイヤ、ドリュ、トルネ、レヒレ、ラグ、ヌオー、トドン

【解説】
タイプ一致氷ダイマ枠、広範囲、初手ダイマ
環境に氷の刺さりが良いので タイプ一致でダイアイスが打てる枠として最初はブリザポスを採用していたがあられで裏にニドキング(やカイリュー)が置き辛く単体では強いと感じたがパーティに合っていないと思い抜いた。そこで噂には聞いていた珠ラプラスを採用。キョダイセンリツであられにならないため裏にニドキングが置きやすく技範囲も優秀で受けに対してワンチャン零度の勝ち筋もある点が優秀。読まれやすいが初手ダイマやサンダーで後攻ボルチェンからラプの有利対面を作りダイマしていく。サンダーにダイマを切らせればカイリューで積みの起点にする。

 

【選出】

大枠:
<初手>:ラプラスニドキング・サンダー・カイリュー・ノラゴン
<クッション>:ナット・サンダー・(氷技読みでラプ)
<ダイマ>:ラプラスカイリュー、サンダー

ラプラス軸(基本):
ラプラスカイリューニドキング(orナット)
ニドキングラプラスカイリュー
→基本選出。ラプラス初手ダイマでパーティを半壊させ、対面性能の高いカイリューニドキングで逃げ切る。ラプラスダイマ切ってもあられにならない点がカイリューニドキングシナジーが良い。初手ラプラス読みでウツロ・ラオスエスバが出され易いので初手ニドキングか、引き先にナットを入れる。

カイリュー軸:
カイリュー+ナット+1
・サンダー+ナット+カイリュー
ラオスエスバがいる時。初手ラプラスは読まれやすく初手ラオスエスバを呼ぶのでそれに合わせて初手カイリューから龍舞して先行逃げ切り。不利対面した際のクッションにナット、他1で削りラストカイリューマルスケ+羽で相手のダイマを枯らしこちら竜舞からダイマ切って勝ち。サンダーナットでサイクルして削りカイリューで抜く。

サンダー軸:
・サンダー+ナット+ノラゴン(orニドキング)
ニドキング(orノラゴン)+サンダー+ナット
→対受け多め+エスバorミミ。有名な並びなので対策されているが完成しているので強い。サンダーノラゴンをポリ2ラキナットレヒレドヒド+エスバで対策しているような相手に対して、サンダーボルチェンで鉢巻ノラゴンの有利対面を作り引かせてサイクルを崩壊させる。ラストにサンダーでエスダイマ枯らしてこちらダイマ切って勝ち。

対受けル:
ラプラス+ノラゴン+1
ラプラス雨→雨鉢巻ノラゴンでサイクル崩壊させる。ラプラスの零度でワンチャン。
 

【重いポケ】

・カグヤ(メテオハーブ、弱保岩持ち)
→重い。カイリューが通るウェポンがなくサンダーの電気技がボルチェンしかないためかなりキツイ。

・襷起点ウツロ(電磁波/ステロ/何か)
→重い。ノラゴンがいることでむしろ先発に出てきやすいので辛い。

カミツルギ
→ノラゴンナットが起点にされやすくナックルや剣舞を積まれてダイアタックでサンダーが突破される。サンダーかニドキングの選出が確定。

ラプラス
→氷が一貫しすぎているので辛い。初手ラプラス対面で相打ちに持って行く。

・ドラパ(竜+炎持ち)
カイリューS+1でも抜けないためカイリューナットが選出し辛い。

・フェロ
カイリューS+1でも抜けないためトリプルアクセルの外し願いの運要素が絡む。

・ミミ
ラプラスの壁枯らしで出てくることが多く、皮やウォールでターン稼ぎが厄介。

・サンダー
→すべての型には対応出来なので負けるときは負ける。それほど選出されない印象。

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~後語り~
ここまで読んで頂きありがとうございます。
雪原からようやくニドキングが復帰したこともあり、今季はまじめにランクバトルに取り組みました。結果的にもろパクってしまったような調整のポケモンもいると思いますが基本自分でダメ計算してSライン考えてパーティ調整するのがとても楽しいシーズンでした。
最終日は選出下手すぎ(間に合わずに上から3体)や焦って即決して後悔ということが多すぎて必然的に爆死しました(レート1600)、反省します。また、使いたいポケモンが多すぎてパーティをころころ変えてたのも順位が安定しなかった原因だと思います。(ニドキングツルギを試したり)
ただ、今回自分の中では終盤レート1800帯とまずまずの結果が残せたと思うので次シーズンは3桁代順位に乗せられるようにプレイングを磨きたいと思います。